一日中降り続いた雨もすっかり上がったし、そろそろ行こう。
荷物を満載した自転車を、生まれて初めて体験する関係上、夜中に出発する。
人通りの無い間に出来るだけ運転に慣れる為だ。
で、荷物を実際積んでみて、乗ってみる。
ぶつけ本番だ。
慣れるとかいう問題なのかな、これ。
ハンドルを切ると、ぐいんとリアの重さに持っていかれる。
タイヤはもう、すぐに破裂しそうな手応え。
ほんのちょっとした段差でフレームやキャリアにギシギシとダメージが入っている感触が凄い。
プルプルしながら、ゆっくりゆっくり走る。
でもとりあえず今の所、生きて帰れる気はしない。
夜明けの河川敷を疾走する(時速10km